英語での留学を考えた時、自分に合った場所として様々な国を検討することと思います。
その中でも人気の高い留学先の一つが、フィリピンのセブ島。
セブ島に留学した場合、どんなメリットやデメリットがあるのか、この記事で解説します。
留学先をセブ島にするメリットとは?
欧米への留学に比べると安価で留学できる
英語での留学というと、まずはアメリカやカナダ、イギリスなどがすぐに浮かぶ人が多いと思います。
確かにそうした国は英語の本場であり、日本に近い環境も整っています。
しかし物価に関しては日本より高くなっているのが現状で、人によっては難しいこともあるのではないでしょうか。
その点でセブ島は物価も安く、欧米に比べるとリーズナブルな料金で留学することができるのです。
日本人にとって暮らしやすい
フィリピンの人々は一般的にやさしく親切な人が多いとされ、特に外国人にはフレンドリーに接してくれることが多いと言われています。
また日本の文化も様々な場所で浸透しており、たとえば日本食のお店もすぐに見つかるくらい慣れ親しまれています。
日本人にとっては比較的過ごしやすい国であり、海外での生活に不安を感じる人にとっても留学しやすい場所と言えます。
勉強と観光の両方ができる
セブ島と言えば、世界的にもよく知られているリゾート地です。
日本からの観光客も多く、大自然やショッピングのできる場所など、様々な面で観光に向けた設備が整っています。
勉強をするための留学ということはもちろんですが、息抜きも時には必要でしょう。
リゾートを満喫しながら英語も学ぶことができる、そんな贅沢な留学にすることも可能です。
セブ島を留学先にするデメリットとは?
講師は純粋なネイティブではない
セブ島での講師は基本的に現地のフィリピン人になりますが、フィリピンでは英語も公用語の一つとなってはいるものの、アメリカやイギリスなどと比べると、純粋なネイティブとは言い難い面もあります。
ネイティブでないことに関しては、同じくネイティブではない日本人にとってメリットとなる部分もありますが、より正確な英語を学びたいという人にとってはデメリットとなります。
遊びの誘惑も多い
メリットの項でも触れましたが、セブ島は世界中から観光客がやってくるリゾート地です。
楽しい観光スポットも多く、遊べる場所や施設もたくさん用意されています。
それだけに勉強をしに来る身としては誘惑も多く、もしかするとあまり勉強に身が入らないかもしれません。
遊びにかまけてしまい、あまり学ぶことができなかった。
といった残念な結果になってしまう可能性もあります。
語学学校選びに時間がかかることがある
セブ島をはじめとするフィリピンには、語学学校がかなりたくさんあります。
これはここまでも説明してきたようなメリットが多いことや、物価が安く運営もしやすいためで、地域によっては乱立状態にあるといった側面もあります。
その中から自分の条件に合い、信頼性も高い学校を見つけ出すには、ある程度の時間と手間が必要になるでしょう。
セブ島に留学する際に気をつけたいこと
治安の悪い地域もある
セブ島は外国人も多く訪れるリゾート地ということもあり、ホテルの集中する場所など治安が保たれている地域は多くあります。
しかし一方でそうした外国人を狙う者もおり、地域によっては危険な場所も少なくありません。
基本的にはそういった地域に入りさえしなければ危険はそれほど無いですが、すべてが安全な場所ではないということは理解しておく必要があります。
インフラが整っていないこともある
フィリピンは発展途上国であり、リゾート地であるセブ島はある程度インフラが整っているものの、中心地を離れればまだきちんと水道がないような場所も多くあります。
留学で寝泊まりする先もしっかり選んでおかなければ、水道・電気・交通などで不便を感じることもあるでしょう。
日本のように何もかも整っていて当たり前という環境ではないということは覚悟しておく必要があります。
海外の人とコミュニケーションが取れない可能性がある
セブ島にはたくさんの語学学校がありますが、その多くは日本か韓国の資本によって経営されています。
当然、留学生としてやってくる生徒も日本や韓国の学生が多いため、せっかく現地や世界各国の人たちとコミュニケーションを取りながら英語を学びたいと思っていても、周りは日本人や韓国人ばかりといったシチュエーションもあり得ます。
積極的に海外の気分を味わいたいという場合には積極性も必要となります。
セブ島への留学はどんな人におすすめ?
・英語初心者
・安く留学したい人
・勉強と遊びを両立したい(できる)人
フィリピンは英語が公用語の一つとなっており、英語への親しみが深い場所です。
またマンツーマン授業も多く用意されているので、ゼロからしっかり英語を学びたいという人に向いています。
そして渡航費や物価も安く済むので、あまりお金をかけたくないという人にもおすすめです。
セブ島は観光地でもあるため、息抜きをしながら学ぶことができますが、同時に誘惑に負けない、しっかりと学ぶ意思を持っているという人に合っているでしょう。
まとめ
リゾート地であるフィリピンのセブ島は、気候にも恵まれ、非常に過ごしやすい場所です。
また国柄としても外国人に優しく、日本の文化もあちこちに浸透しているため、日本人にとっては過ごしやすいでしょう。
そんな場所で英語を学びたいという人におすすめです。
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